オンザロード68「諏訪大社で時の扉を開ける」

黒部ダムより下界へと下り、僕はまずこの旅四度目の洗濯をした。
その後諏訪大社へと移動。諏訪大社には春宮と秋宮があり、初めに春宮へ。静かでうららかな春がそこにはあった。万冶の石仏がある場所では、川が流れ、畑があり、蝶が飛んでいる最高に僕好みの風景があった。それはまるで僕が幼少の頃に過ごした地元の風景だった。かくれんぼや、ザリガニ捕りや、野球ゴッコなんかしたくなった。人もほとんどおらず、なぜか岡本太郎の石碑もあり、グー。
そして諏訪大社下社秋宮へ。こちらは春宮と違い人で賑わっていた。僕はここで健康のお守りを友達に買った。
諏訪といえば諏訪湖。潮の香りがするし波もある。諏訪湖はそのまま海のようだった。街が諏訪湖に属しているかのような存在感。
まったく関係ない話ではあるが、今日僕は昨日と同じ靴下を履いている。断わっておくが僕はキレイ好きである・・・・・生きて行くには仕方がないこともあるメタファーだ。
ガソリンを給油。スタンドで「秋田から来たんですか?」と聞かれた。能登半島へ向かう時に同じようにスタンドで聞かれたのを思い出す。アレからどれくらいの距離を移動したんだろう。どれほどの街を訪れたんだろう。どれほどの人たちとすれ違ったんだろうか。・・・・今日の寝床は道の駅南アルプス村だ。