そして史上最強は誰か

その昔ボクシングのヘビー級チャンピオンが、世界最強の代名詞だった。けれども今ではボクシングのチャンピオンを最強と言う人はいない。
ヒョードルの全盛期を最強と言う人が多いかもしれない。僕もそれを簡単には否定できない。ヒョードルの試合は面白かったし、勝ち続けて欲しいとも願っていた。ヒョードルは顔をカットしやすかった。毎日顔にあら塩をすり込めば肌が強くなるのに、と思っていた。
アリスターもとんでもないパワーの持ち主でもちろん圧倒的に強いが、勝ち続けるとなると難しいだろう。ヒクソンがもしもう少し身長と体重があったら、とは考えてしまうがそれを考え出したらキリがなくなってしまう。それにヒクソンの技術も今ではひと昔前か。ただMMAとケンカは違うけど。
やはり日本人のことを思ってしまうが、大山倍達が最強であって欲しいと言う思いはある。幻想が凄いし、やはり打撃でビシッと史上最強ってのがカッコイイ。左の逆突きで倒れない奴はいなかったと言うし、90年頃のインタビューでは「今やるとしたら小錦とやってみたい。何発で倒れるか試してみたい」と勝つの当たり前的に言っている。空手が最強というのも嬉しいし。
前田日明はどうか。192センチ、110キロを越える恵まれた体格に、打撃OK、寝技OK、投げ技OK、それになんと言ってもケンカの場数も半端ない。前に手術をした時に麻酔が効かなくてライオンとかに使う強烈な麻酔を使ったとのこと。内臓からもう半端ないのか。
カレリンはやはり強すぎると思う。例えば白クマと闘ってまともにやり合えそうなのはカレリンが一番か。規格外という言葉が一番似合う。アンドレのこともリフトアップしそうです。

スーパースタージュニアウオーズみたいな題名のマンガがあったが、猪木の子供、前田の子供、アリの子供、タイソンの子供、ユキーデの子供らが出てきて対戦している。格闘技ファンにとっては夢のマンガです。
そして史上最強はだれか?