奇跡のアルバム「ELMIRAGE」

昨日届いたタイラブのミニアルバムだけど、五曲だと思ってたら六曲入りだった。歌詞カードの裏面に一曲載っていて、それを見落としていた。DVDの方は昨日の夜観た。ライブシーンでは夜なのに血の温度が上がって来てしまった。嫁にボリュームが高いと注意されたし(汗)。子どもが寝ていたので始めは気を使って低くしていたんだけど、自分の血の温度が上がり出すと、自然とボリュームを上げていた。
曲と曲の間にメンバーのインタビューがあって、メンバーの出会いなどが語られていた。メンバー全員が、アルバム「ELMIRAGE]のことを自信を持って語っていた。特に金吾の言葉が印象的だった。ビールを飲みながら観ていたので、少しニュアンスが違うかもしれないが次のように語っていた。
「自分達が確かに作ったんだけど、何か別の特別な力が働いて出来上がったような感じがする」
なるほど確かに。タイラブのアルバムはデビューから全て素晴らしいものだけど、その中でも「ELMIRAGE」の完成度は抜きん出ている。「バナナプロジェクト」もイイ。「SPUTNIK」も素晴らしい。けれどもやっぱり「ELMIRAGE」は一線を画していると思う。ハイロウズでも「バームクーヘン」が他のアルバムと一線を画しているように。
ロックの神が下りて来たとでも言うべきか。そのアルバムを作っている時に、彼らには彼らの情熱によって特別な奇跡が与えられたんだと思う。様々な力と想いの一瞬のスパークが、このアルバムを生み出した。
「ELMIRAGE」は奇跡のアルバムだ。