オンザロード51「かずら橋を観に行く」

かずら橋に行く途中にある、崖の上から小便をする小便小僧。写真撮りたかったけど撮れなかった。くやしい。
かずら橋は、ゴールデンウイークということもあり、かなり込み合っていた。一回渡るのに、確か500円だったと思うが、僕の記憶が曖昧なのは、僕がその橋を渡らなかったからだ。なんとなく渡らなかった。僕はそれを渡りに来たわけではなくて、僕はそれを観に来たのだった。僕は確かにそれを観た。僕はそれを心に刻んだ。
それにしても秘境とも言えるような山の中。ここにも民家が。人はスゴイ。どこででも生きていけるし、彼らの日常の風景がここであるのだ。生まれながらの風景がここ。
昼飯は午後三時前となった。ここにきて昨夜の寝不足が効いてきた。
それに暑くてたまらん。何度あるんだろうか。ジャスコにいったん非難。一人作戦会議だ。
そう言えば、しばらく知り合いの顔を見ていない。周りは全て他人。初めてみる顔ばかり。それは不思議な体験に思える。誰もかれもが、すれ違い、もう二度と会わない人たちだ。この星の上、小さな日本という島国にいて。
夕方三度目の洗濯をした。コインランドリーといっても、場所によって大分違いますね。それぞれ味があるし、ここにはテレビもあり、たまたまK-1が放送されていた。僕はそれをずっと見ていた。
マリントピア別子が本日の寝床。今夜はいまのところ、とても静かです。