クロマニヨンズの「JUNCLE9」が鳴り響いている

クロマニヨンズ9枚目のオリジナルアルバムの評価はどうなんだろうか。評価って言うのは違うか(苦笑)、好きな人多いのかな、微妙な人多いのかな。周辺では良いと声が上がっており、僕は初めは微妙かなと思っていたけれど・・・イイっすねって感じです。
「生活」は悪くはないけれど、1曲目としては物足りない感じが(飽きちゃう感じかな1曲目としては)。ヒロト、いつもと違う感じで入ったか〜と思った(曲は真島だが曲順はヒロトが決めておるようです)。「やる人」の歌詞、歌詞カード見ずに聴いていた時は「地球が現れて」だと思っていた出だし、だってそのあとの歌詞が「偉人や有名人だけが〜」なもので。「太陽より熱い」ものは物理的にはないので、もう人の心とか生き様とかしかないでしょう。愛とか(笑)。
そして多分人気のあるだろう「夜行性ヒトリ」へ。カッコいい。歌詞の意味がよく分からないがカッコいいことだけは分かる。それだけで十分だろう。
「這う」は恐い。ゲゲゲの鬼太郎とか思い出すし、なんかそんな昼なのに暗いイメージ。でも、これは多分僕らの日常の事なんだろうね。
「生きてる人間」もチョット飽きますなぁ。そして「エルビス(仮)」へ。とりあえず(仮)って何?「無法者が昨日、文明蹴飛ばした」だと思って聴いていた俺。無法者だったら文明を蹴飛ばした方がカッコイイかもと思う僕。歌詞カードでは「運命」でした。これは「イスラム国」のことがあっての曲かな?そしてエルビスエルビスのことかな?「麻薬か呼吸困難に」の人かな?「雷雨決行」が大好きな僕は、この曲もどこか被り好きなんだけど、サビがもう少しと思ってしまうし、けれどもこれでイイのかもとも思ってしまったりして・・・。
「俺のモロニー」は「俺の物に〜」ですか?クエスチョンマークが多過ぎるこのページは、歌詞がもう分からな過ぎる・・・が、カッコいいことだけは分かる、それで十分な気もするが、それでも考えてしまう俺は、そして僕は、ナンセンスであり、ナンセンスであり続ける僕は、それこそ僕なのかもしれない俺。
この後の二曲も悪くはない。
そして「ボラとロック」へ。・・・ドラクエ世代の僕は、この使い回しが好きなんです、「そして伝説へ」ね。
バナナボートと銀の月そしてボラとロックってことかな。いつでもどこでもどんな時代でもどんな現実でも、ボラとロックが共にあり、ボラは無敵なんだろうね。僕もいつも思っておりました、僕にはどんな時でも詩があり、どこに行ってもロックが寄り添ってくれて、そして後は君がいてくれたらなぁと。
「中1とか中2」は大したことのない歌詞に、大したことのないあの頃の日常が散りばめられていて途轍もない切なさがあります。切なさというか郷愁というか。
今夜ロックンロールに殺されたいのは何も君だけではない。このタイトルだけでもう十分でしょう。歌なんか聴かなくったてイイくらい、もう、今夜ロックンロールに殺されたい・・・のは僕だけでもないはず。重ねて言うけどこれはタイトルだけで十分でしょう。それだけでもう伝わる。それだけでもう十分。重ね重ねシツコイ位に、今夜ロックンロールに殺されたいのは、このタイトルだけで頷けることは、もう、これこそ幸福なんじゃないっすか。