その時僕は六列目にいたけれど、その時僕はどこにいたんだろうか?

先日クロマニヨンズのライブに行った。入場番号92番のチケットを握りしめライブイン。何列目って言う話であれば、六列目位だっただろうかな。あの会場では常にポジションが移動するため、一列目以外はもうはっきりと何列目で観ましたとは言い切れない状態で、まぁ、スゴイっすね・・・何がって、参戦しなければ分からない興奮や、苦しさや、苦しさが。そして苦しさが(笑)。先日の美里ライブと同じ会場だったんだけど、まるで違う顔を見せるライブハウス。ヒロトトークはいつもに比べたらイマイチだったけど、ロックンロールは相変わらず全開で、良かった。
確かに良かった、だが、残念ながら観ている方の僕が良くなく、中学生や高校生の頃にブルーハーツを観に行った頃のようにはノリ切れず、ライブ会場を見つめる傍観者のような僕・・・六列目にいて。
僕はここではなくて、六列目ではなくて、そちらにいたかった人間であったんだその昔、そのことなのかなぁ、理由は、自分でも良く分からないけど、未練タラタラなのかな、その夢は大分昔に完全に諦めたのに。

「僕は未練というものを重要視している」

若かりし頃の僕自身の言葉です。未練というのは心の本当の声であるからね。でも、せっかくライブ行ってんだから心からノリ切りたいというのが本音です。でも、もう一度でもいいからステージ立って、ロックして、頭振って、舌出して、ワケ分かんなくなってみたいっすね〜。