クロマニヨンズニューアルバムいよいよ明日発売

クロマニヨンズの六枚目のアルバムが明日発売される。中学生の頃ほどのワクワク感はさすがにないが、それでもやっぱり楽しみだ。
その昔バンドブーム全盛の時、どのバンドも競って新曲をリリースする中、ブルーハーツは新曲をずっと発表しなかった。新しい曲の発表を待ちながらすでに発表されていた三枚のアルバムをどれほど(それは本当に擦り切れてしまうのではないかと思われるほど)聞いたことか。
そして一年九ヶ月の長い沈黙を破り新曲発売の日。僕たちは自転車を漕いで(しかも十人くらいいた)15キロほど離れた町までシングルCDを買いに行った。帰り道、家に着くまで待ちきれなくて、一番手前の友達の家で、ラジカセを外に向けて自転車に跨ったままみんなで聞いた。「情熱の薔薇」という歌だった。

僕はクロマニヨンズのアルバムでは二枚目と四枚目が好きだ。三番目はと聞かれれば五枚目かな。一枚目のアルバムは一曲一曲は悪くはないが、アルバムとしての完成度が低いと思っていた。二枚目のアルバム発売の時、クロマニヨンズ自身もそのことは語っていた。
もしも僕がクロマニヨンズ五枚目まででベストアルバム(12曲)を作るとしたら次のようになる。
1.クロマニヨンストンプ
2.グリセリンクイーン
3.エイトビート
4.悲しみのロージー
5.炭酸
6.紙飛行機
7.鉄カブト
8.ゼロセン
9.弾丸ロック
10.底なしブルー
11.スピードとナイフ
12.タリホー
明日のアルバムが発売されればこの内容も変わるかな。