大雪との格闘・・・人は負けない

今日も秋田は雪が降っている。テレビでも毎日、記録的豪雪を報道している。テレビでは雪かきと言っているが、僕の町では雪投げという。僕も毎日雪投げをしているが、これは本当にきつい仕事だ。毎日早朝から多い時で50分、少ない時で30分ほど雪投げをする。職場に行けば職場の雪投げをする。仕事から帰ると夜の9時前、帰ってすぐ家に入る前に雪投げを朝と同じくらいの時間をかけてする(これは最低限の雪投げ。休みの日に家の周り全体をきれいにする。屋根までやれば丸一日かかる)。これが毎日続く。毎日毎日雪は容赦なく降り、気持ちは滅入るが雪を投げない分けにはいかない(それは呼吸をしない分けにはいかないように)。降る雪を見上げながらいつまで続くのか知れない大雪に、絶望的な気持ちになる時もある。雪との格闘をどれだけ雪の降らない街の人々に言葉で伝えても、例え映像で伝えてもちゃんとは伝わらないと思う。それは子育ての大変さを、実際に子育てしてみなければ理解できないように。
僕の町も雪の多い町ではあるが、テレビで見る積雪4メートルの街とはどんなものか。僕の町からも想像が難しい。