メタルテープの行方

今日友達がクロマニヨンズのCDを借りに来た。と言うのも来週末に、クロマニヨンズのライブを控えているからだ。彼は特別クロマニヨンズファンと言う分けではなく、ということでCDも買う分けでもなく、レンタルしに行ったところ置いていなく、曲も分からないままではライブの楽しさも半減と僕に借りに来たというわけだ。
貸そうと思い車のステレオからCDを抜き、ケースに入れて渡そうとするとケースが見当たらない。まあいいやと、裸で貸した。
中学生の頃、ブルーハーツのCDのダビングを友達に頼まれた僕は、ダビングすればCDが傷つくと思いあまりやりたくなかったが、その友達には特別してやる的に、ダビングしたのを憶えている。その友達も大のブルーハーツファンで、カセットテープの最高峰メタルテープを用意してきた。カセットテープには、「ノーマル」「ハイポジ」そして「メタル」があり、中学生にしてメタルテープ使用とは、初デートにフランス料理的なビップさがあった。ちなみに僕は嫁との初デートの時フランス料理を食べに行っているが、いまその話は全く関係ない。つまり、何を言いたいのかと言うと、ダビングするでけでCDが傷つくんじゃないかと心配するほどの僕が、裸でCDを貸すとはいやはや人は変わるものだなぁと、ただそれだけです。
ところで今も、メタルテープってあるんだろうか。最近までドラクエをやっていた僕にとっては「メタル」と言えばメタルスライムだが、いまはサカつくに夢中です・・・・どうでもいいですが。