力を求める血が流れている

大相撲も今日で13日目。なんと二敗力士までがいなくなり、三敗力士三人がトップと、何とも歯痒い優勝争いとなっている。白鵬も十日目位の時に四敗までいき優勝絶望と思われたが、ここに来て星の差一つとなった。ちょっと白鵬有利かな?というまさかの展開。優勝ラインは11勝だとすれば、チョットないくらい低いすっね〜。
僕が相撲が好きなのは、まず祖母が好きだったことが理由と思われる。子どもの頃から五時半になれば、アニメはどこへ、テレビは相撲にかえられた。祖母が相撲が好きだったのは、早くに亡くなった祖父が相撲を取っていたからだ。職業相撲取り、ではなかったが町の横綱と言ったところか。とにかく強かったらしい。その頃の祖父の写真を見てみると、柔道の木村政彦の体に似ている。それは、僕の兄貴にも言えるし、僕の体つきにも当てはまる。やっぱ遺伝子ってスゴイ。
祖父は60キロの米俵を二つ(つまり120キロですね)、肩に上げて貰えば担いで運んだとか。しかし、さらに祖父の父は凄く、米俵を二俵、下から担いだらしい。大きな木の風呂に水を満たしたものも、ぐっと掴んで運んだと言われている。当時の成人男性の平均身長が160センチ位だったはずだが、祖父の父は175センチ以上あったとか。とにかく力が強かったが、それでも毎日神様に「もっと強くなりたい」と祈っていたと聞いたことがある。その血が僕にも流れている事になる。
相撲の話でもう一つ。僕の近い親戚に、相撲の全日本チャンピオンがいる。一昨年位だったかな、優勝したのは。彼は高校生の頃には全国優勝、学生相撲でも学生横綱まであと一つのところまで行った。貴乃花に誘われたとも。そういう血族です。