先輩、「オッス」

僕の通っていた高校は地元では一番のヤンキー校で、先輩と後輩の差は大きかった。先輩へのあいさつが変わっていて、「おはようございます」でもなければ、「お疲れ様です」でもなかった。
「オッス」
どこであっても、いつ会っても「オッス」。街中だろうが、デパート内だろうが「オッス」。先輩方が大群で来たときは困った。「オッス、オッス、オス、オスオスオスオスオッス」みたいになってた。逆にナメてる感じになって、これで大丈夫か?みたいな。
そう言えばマンガで似たようなのがあったな。柔道部物語と言うマンガでは「ザス」「サイ」「サッ」と朝昼晩で使い分けて挨拶していた。あのマンガ面白かったな。超Aクラスのマンガだと思う(鷲尾と西野のファンです)。
「オッス」て言うのはもちろん、空手で言う「押忍」からきている(と思う)。「押忍」は大山総裁が作った言葉だ。文字の通り、押して、忍ぶ、という意味。う〜ん、深い。