「復讐」は松坂が広めたんだ

リベンジという言葉を、今は皆「この間の負けの借りを返す」的に使うけれど、リベンジって直訳すると「復讐」となるんだよね。今では小学生だって使う「リベンジ」と言うこの言葉、なぜ皆このように(借りを返す的に)使う様になったか?。・・・それはKー1が始まりだった。
当時すでにスターだったアンディ・フグ、ぽっと出のパトリック・スミスに秒殺KО負けを喫してしまう。そしてその数ヶ月後再戦が組まれるのだが、その大会の名が「K−1リベンジ」と言うものだった。そこから来ている。
だがそれで、皆が(小学生までもが)使う様になったわけではない。ではどうやって広まったか。当時大人気だった西武の松坂投手。彼が前の試合でノックアウトを食らったチームに再び先発することとなり、Kー1のそれから拝借して「リベンジする」と言ったのが広まったのだ。その言葉はスポーツニュースで流れ、それは見事に一気に、日本国中に広まった。
そう言う分けで(どう言う分けで?)リベンジと言う言葉、今では良い意味になっているけど、元々は復讐。なんかチョットしたことで存在が入れ替わってしまう、不思議だなぁ。
そう言えば今では平和の象徴の鳥「ハト」。昔は気味悪がられる鳥だったとか。そしてなんと「カラス」が平和を表す鳥だったとか。まったく入れ替わった彼らの存在。真逆ですが・・・・・カラスのリベンジはこの後あるのか・・・・ないね(笑)。