オンザロード64「養老の滝へ、何かを汲みに」

熱田神宮は土曜日もあってか、人でごった返していた。宮崎神宮でも行われていたが、ここ熱田神宮でも結婚式が行われていた。僕も、こういった場所で、結婚式がしたいなぁと思った。
そして天下の名城「名古屋城」へ。外観はとても綺麗であったが、形だけという感じの、観光用のお城といった感じ。中にはエレベーターもあってビックリ。姫路城や熊本城とは、別の世界感といった感じの風情。ガッカリ半分ビックリ半分といったところか。でも、来て良かったが。
そのあと養老の滝へ。養老の滝と言えば、僕達がもう少し若かりし頃に、週2回ほど行っていた居酒屋の名前だった。まさか、本当に存在する滝の名前だったとは。養老の滝とは・・・・病気をした母親の為に孝行息子が水を汲みに行くと、汲んだ水がお酒に変わったという、そういうお話らしい・・・・・でも、病気の母親にはお酒よりも水の方が良いような?と思うのは僕だけだろうか。まぁそういう話らしいです。
それにしても養老の滝までの道は実にきつかった。ずっと坂道。かなりの距離を歩いた。帰りの下り道、すれ違う人々に思わず同情してしまうほどの、きつさだった。
その夜は道の駅美並で、ここは日本の真ん中らしい。今日僕は日本の真ん中で眠る。日本の真ん中、ただ僕は常に世界の真ん中にいますけどね。