数あるマンガの中で一番魅力的な奴

マンガのキャラクターで一番魅力的なのは誰か。魅力的なキャラがいっぱい居過ぎて断定できない・・・・と、僕は言わない。数ある魅力的なキャラの中で、完全ナンバーワンが、僕の中にはいる。
カッコ良くても、一言間違えば興ざめしてしまう。それは実在の人間も、マンガのキャラクターも一緒だ。特にマンガのキャラは、ストーリー上、物語を進めるためにそのキャラが言わないような、そしてやらないような行動を取らされてしまう場合がある。まぁ、仕方がないのだろう。
だがこの男は決してストーリーの為に言葉を発しない。むしろストーリーが、彼の後をついて行く。作者も言っている、この男がいれば物語は面白くなると。この男に任せておけばいい。
この男が初めて登場した時、その太さは圧倒的で、僕はその言葉の通りに圧倒された。腕も、足も、指も太かった。そして、その笑顔までもが太く。存在感は実に太い。・・・・・その名は、その男の名は、松尾象山。この男が最強だろう。
僕の中ではこの男しかいない。
彼のような人間が実在したならば、きっと面白い世の中になるだろう。格闘技界は当然盛り上がるだろうし、例えば政治家になっても面白い。アメリカを、拳一つで頷かせるかもしれない。
松尾象山が好きだ。だが、友達になりたいとは思わない。