辻仁成には結局会えなかったのかな

辻仁成中山美穂が離婚と話題の今日この頃。
「やっと会えたね」の言葉と共に始まった彼ら物語は本当に終わってしまうのかな。
辻仁成は一般的に?世間に嫌われていると思う。僕が若かりし頃、当時の会社の事務員のオバサンに、辻仁成のことを説明したがやはり理解して貰えなかった。分からない人には、特に女性には辻は「女性の敵」であるのかもしれない(それは嫉妬深き男性の敵でもあるのかも)。しかし、違うんだよなぁ・・・・。
もちろん世間の目、声も理解できますよ。彼はまぎれもなくプレーボーイであるし、ただ、違うんだよなぁ・・・世間の目は、少し間違ってますよ。少しだけだけど、その少しが決定的でもあるんだよなぁ・・・。
まぁ、男なんでしょう。中性的を目指すとはいっているけれど、それも女性にもてる為ですよねぇ・・。でも、これもまた誤解へと導くかな。だから、あなたが思っている辻仁成は、誤解ですよ、誤解。じゃぁ、正解は何か?・・・それは僕にも分かりません(苦笑)。
三代目魚武濱田成夫は、自分の墓に「一生不良」と書いてくれた女性を褒め称えた後、「一生不明」と書いてくれたらもっと嬉しいと言っていたが、まぁ、そういうことじゃないでしょうか。

辻仁成のソロアルバムが久しぶりに発売となるけれど、それのタイトルが「コトノハナ」。言葉は「言の葉っぱ」ということだから、その先を示しているようなタイトル。たくさん花が咲くといいですね。

辻さんのことは僕は良く分かっているつもりだった。それは例えば奥様である中山美穂よりも。もちろん彼の日常や、彼の食の好みとかそういうのは分からないけど、彼が何かを観て感じることへの共感とか、それ分かる分かるみたいな、それは多分かなり同じ感じだったと思うぜ兄貴。
でも、最近は僕も辻さんから離れて、いつの間にか遠く離れて、彼の小説もあまり読まなく、音楽もあまり聴かなく、今の辻さんはどんななんだろうか、もう分かりません。それとも辻さんはあの頃のままで、僕自身があの頃の僕から遠く離れてしまったんだろうか。