日本に生まれて良かった、日本には甲本ヒロトがいるから

出社の車の中、久しぶりに持ち出したハイロウズのアルバム、その中の曲「アメリカ魂」を聴いていて、不意に日本人で良かったなぁと言う思いがこみ上げた。それはあまり「アメリカ魂」と脈略なき思いであったが、不意になぜかそんな感じになった僕。その思いの分けは・・・・・日本には甲本ヒロトがいるから。ちなみに「アメリカ魂」は真島の曲ですが。
甲本ヒロトがいなければ、僕はどんな大人になってたんだろう。今の僕と同じ僕だっただろうか。いや、違う、断言できる。僕は、絶対に違う僕だった(まったくとまでは言わないが)。ロックの血が流れていると断言する僕も、甲本ヒロトがいなければ、バンドをやっていなかったかも?とチョット不安になるくらいの大きな存在。僕の中のロックの原点は、完全に甲本ヒロトです。ブルーハーツを知ったあの日、僕の中にロックの血が生まれ落ちたのかも。甲本ヒロトがいなければ、バンドも組むことなく、上京することもなく、歌を作ることもなく、ギターを弾くこともなかったかも知れない。ただ、そんな僕は、僕ではないよな。別人ですよ別人。つまりは僕は、甲本ヒロトで形成された僕です。
甲本ヒロトは天才だと思う。いや、天才という形容詞すらも間違っているかな。形容詞が当てはまらない、お前はなんなんだ、という感じです。ただ、一つだけ確実に分かっている事は、甲本ヒロトは最高だということ。芸術は爆発だと言った岡本太郎甲本ヒロトを知ったならば、芸術とは彼のことだと言ったかもしれない。