日本に生まれて良かった、日本には村上春樹がいるから

村上春樹は今では、世界の村上であるから日本にいなくても読めるだろうけど、それでもやはり日本語で、彼が書いたままの文章でそれを読みたいとは思う。英語の場合、それはどのような感じの文体になるのか、村上春樹の文章が本当の意味で伝わるのかな、想像に難い。けれどもやはりは世界中で人気の村上文学であるから、伝わっているってことなんだろうな。
村上春樹、その名前は今では巨大過ぎて、日本最大の流行作家と言えるのだろうけれども、そういうものにはアンチテーゼとなる私も、彼の小説は好きですねぇ。ただ、そういうものにはアンチテーゼになる爆笑太田はやはりアンチテーゼとなっておりました。それでも羊をめぐる冒険辺りまでは良かったと言っていて、その後は全然ダメ的な発言で、結構読んでんじゃん、と思ったものです。
友部正人の音楽なんか聴きながら、庭のカウチに揺られながら、冷たいビールを片手に、村上春樹を読む幸せは理想の休日に思える。たまにはという意味ですが。