甲本ヒロトは天才か

クロマニヨンズのニューアルバム「エースロッカー」を、毎日の通勤時マイカーの中で、マックスボリュームで聞いている（ロックは耳で聴かず、やはり体で聴くものですね。ビールを舌で味あわずに喉で味わうように）。クロマニヨンズはヒロトの曲半分、真島の曲半分で、歌は全曲ヒロトが歌っている（そういえば真島歌ってないよね）。曲を聴けばどちらの作詞作曲か、僕はまず間違いなく分かる。今回のアルバムを聴いて思うのは、やはりヒロトは天才だ（つくづく）ということだ。素晴らしい歌詞、素晴らしすぎる歌詞。二枚目のアルバムの悲しみのロージーを聴いた時、ヒロトにはかなわないと思ったし（一応僕も曲作りしているもので）、多分真島もそう思ったと思う（悲しみのロージーは真島が書きたかった最高の形ではないだろうか）。そして今回、「ハル」、素晴らしいですね。超名曲。片思い中の人は、超勇気付けられるんじゃないだろうか。二枚目の「ゼロセン」も良かったけど、「ハル」は切なさが違いますね。

僕の嫁は、僕がクロマニヨンズのＤＶＤを観ていると、「この人おかしい人にしか見えない」とヒロトのことを毎回言う。毎回毎回欠かさず言う。僕の兄貴も昔、「普通にしてればイイ男（イケメン）だけどな」と言っていた。つまりヒロトは傍から見て、おかしい人で普通じゃない、ということか。そして天才であると。・・・・裸の大将みたいな感じですね・・・・裸の大将ロックンロールバージョン。